元探偵が教える浮気調査のいろは

探偵に浮気相手やパートナーの浮気調査をする事は違法にならないの?

      2016/05/28

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浮気調査の場合浮気相手がどこの誰であるか特定する事は調査が目的になるので違法にはなりません。他にも夫や妻の浮気相手に慰謝料を請求する時に、浮気相手がどこの誰かわからないと慰謝料を請求する事は出来ません。

浮気調査の時にパートナーだけではなく浮気相手の身元を調査する事も、調査の正当性を主張する事が出来るので違法ではありません。

探偵は「探偵業法」という法律に定められた範囲で調査を行います。今回は浮気調査を探偵事務所や興信所に依頼する前に確認しておきたい、調査を頼む事が出来ることと頼む事が出来ないことや、実際にあった違法調査を紹介します。

また、違法調査によって証拠を取っても証拠にならない場合や、自分に不利になってしまう事もあるので違法調査や違法調査に協力してくれる探偵事務所に依頼をお願いするのは絶対にやめましょう。

違法調査になる調査内容はこんなこと

・個人情報の不正取得すること
・ストーカー目的の違法な調査
・車のナンバープレートからの個人の特定
・対象者の預金口座やローン残高の調査
・浮気相手を退職に追い込む工作行為
・別れさせたりなどの特殊工作
・盗聴や盗撮など法律に違法となる調査
・戸籍謄本や住民票の不正入手
・対象者の犯罪履歴を調査する内容

他にも浮気相手を調べる時には、対象者との関係が曖昧であったり、浮気相手を自宅外で盗聴するのは違法となります。

しっかりした調査を行う探偵事務所では、独自のネットワークと技術を使い確実な証拠や情報を調査してくれます。

⇒違法調査じゃない調査を行ってくれる探偵事務所はこちら

証拠として認められないケースって

先ほどいったように探偵事務所や興信所では、探偵業法に定められた範囲で調査を行っているので違法調査を行うことはしません。悪質な探偵事務所では、違法に調査をする事で証拠を手に入れる事もありますが、こうして手に入れた証拠は裁判などで認められないことも。違法調査に関するアドバイスをしてくる探偵事務所には絶対に調査を頼まないようにしましょう。

夫や妻のWEBメールから浮気の証拠を見つけても、相手の許可を取らずにパスワードを入力しログインした場合は違法行為にあたり、裁判所では違法な方法で見つけた証拠なので証拠を受け取ってはくれません。

参考:正アクセス行為の禁止等に関する法律
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H11/H11HO128.html

不正アクセス防止法などのプライバシーの侵害に関する知識があると、違法調査との線引きが出来ますが、ほとんどの人は法律をしっかり理解できているかといえばそうではありません。

自分ではパートナーや浮気相手を追い詰めているつもりでも、逆に不利な立場になってしまう事もあるので、調査前に探偵事務所に相談し万全の状態で調査を依頼しましょう。

⇒自分で行う浮気調査とプロが行う浮気調査の違い

過去にはこのような違法調査で検挙されています

職歴情報の漏えい-ハローワーク職員(2012年6月)

個人の職歴登録情報を調査会社に漏らし手数料をもらったとして、ハローワーク職員と調査会社取締役を逮捕。

契約情報の漏えい-ソフトバンク元店長(2012年6月)

携帯契約者の個人情報を探偵に漏らし報酬を得たとして、ソフトバンク契約社員と探偵を逮捕。

車両個人情報の漏えい-長野県警察官(2012年7月)

陸運局が管理し、犯罪車両や違法駐車などの捜査に使用する「警察情報システム」にアクセスして、車両個人情報を探偵に漏らし報酬を得たとして警察官と探偵を逮捕。

契約情報の漏えい-ドコモ派遣社員(2012年7月)

携帯契約者の個人情報を探偵に漏らし報酬を得たとして、ドコモ派遣社員と探偵を逮捕。

車両情報の漏えい-運輸局技官(2012年9月)

東京運輸支局の端末情報を閲覧し、車両の使用者や所有者に関する情報を探偵に漏らし報酬を得ていたとして、運輸支局技官と探偵を逮捕。

契約情報の漏えい-auパート従業員(2012年9月)

携帯契約者の個人情報を探偵に漏らし報酬を得たとして、auパート従業員と探偵を逮捕。

戸籍情報の漏えい-行政書士(2012年9月)

行政書士が第三者の戸籍謄本など取得できる「職務上請求書」を悪用し、不正取得した戸籍情報を情報屋と呼ばれるグループに漏えいし報酬を得ていたとして、関係する8人を逮捕。

違法調査をお願いする事も自分も罪に加担してしまう

浮気調査では、探偵事務所や興信所に出来ることと出来ないことがあります。違法に調査した証拠では証拠能力が不十分であるため裁判でも使えないケースがあるので、せっかく調査してもあまり意味がなく時間やお金がムダになってしまいます。

また、違法に調査した証拠は相手側に訴えられてしまう危険性もあります。くれぐれも違法調査に加担するような探偵事務所や興信所には注意して浮気調査を依頼しましょう。

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